さて、今回はH-1グランプリマスターズカップの振り返りです。

新利根川の風景
天候は快晴、風も穏やかという一見すると釣り日和。
しかし、水温は18〜19℃(推測)。
上昇傾向にありつつも、どちらかと言えば寒の戻りに当たるタイミング。フィールドは極めて気難しい状態にありました。
特にこの時期の新利根川は、代かきの影響などで「良い水」と「悪い水」が日ごとに、あるいはエリアごとに明確に分かれます。
その選別を誤れば、バイトすら遠のく……今回はそんな厳しい展開となりました。
早朝、フライト順が65番(参加者67名)と最後尾に近かったこともあり、周囲の動向を見ながらのスタートとなりました。
プラクティスの段階では、最上流(金江津排水機場より上のエリア)にピカピカの綺麗な水があり、スポーニングを意識した個体が差して餌を食ってきていることを確認済み。
そこで朝イチから最上流へと向かったのですが、そこには想定外の「ドチャ濁り」が・・・
金曜の時点では全く問題なかったのですが、どうやら濁りが上流から落ちてきた様子。

プラの魚
金曜日までの状況とは一変した水の色。
通常バイトが出るような場所にキャストしても何も起こらず、活性が極端に下がったと判断せざるを得ませんでした。
ここからの「0からの組み直し」がトーナメントの醍醐味であり苦しみでもあります。
結果として2バイトあったもののフッキングには至らず、0本でフィニッシュという結果に終わりました。
戦略的なミスもありましたね。
新利根川は
「遠方でプレッシャーの低いバスを狙うか?」
「近場でハイプレッシャーのバスを狙うか?」
大きな戦略的な選択を迫られます。
しかし、プラクティスで見えていた「ルアーと使い方」は確かにストロングな釣りとして存在しました。
今回、ゆっくりした動きのルアー(クランキーダーター50Rやステルスペッパー65S-MW)には見向きもしないか、バスが「見に来るだけ」で、本気食いには至らないという傾向がありました。
逆に、バスの「本気」を引き出したのはクイックなリアクション的動作でした。
後で聞いてみると、この傾向は全域で起きていたことのようです。
ジャークベイト(スミスウィック ラトリンログ ARB1200)やシェイキング&ジャークベイト系クランク(フラットペッパー70F)など、
「動かして止める」アクションに「ボコン!」と出るような深いバイトが集中していました。

チャグペッパーRSと改造パーツ
特に火を吹いたのが、チャグペッパーRSのリアフックを「スーパーバイブレーションスカートフラット」に交換したモデルでした。
1〜2アクション後の「止め」で見せる独特のエロい誘いが、気難しいバスのスイッチを次々に入れ、プラでは最も多くの魚を連れてきてくれました。
この方法、確かにフックに絡まりやすくイライラするのですが、それでもこの余韻の動きは特別です。
トレブルフックに通すだけなので皆様ぜひお試しを。

チャグペッパーRS
マスターズカップは年間成績が関係ないからこそ、優勝だけを狙った思い切った戦略が組める面白さがあります。
今回はその「読み」が噛み合いませんでしたが、水質変化という不確定要素をどう攻略するか、改めてこのフィールドの奥深さを痛感する一戦となりました。
しかし、3位の千葉さんはステルスペッパー110Sを使用!
今回もティムコルアー大活躍の大会となりました★
いや~私も3本3500g釣るつもりだったのになぁ・・・。
こんなことならプラで釣りきってしまえばよかったですね(笑)
それにしてもこのH-1GPXはレベルが高い。
もしかすると、世界一ハードルアーのことを考えている大会かもしれません。
選手のハードルアーに対する理解度が別次元です。
それではまた次回!

今回の偉い人たち
★タックル★
ロッド:フェンウィック プロト 62
リール:アルファスエアTW
ライン:アブソルートAAA 12lb.
ルアー:チャグペッパーRS+スーパーバイブレーションスカートフラット
ロッド:フェンウィック プロト 67
リール:SLX BFS
ライン:アブソルートAAA 12lb.
ルアー:スミスウィック ラトリンログ ARB1200
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