スーパーバイブレーションスカートフラットの真価

スーパーバイブレーションスカートフラットの真価

さて、待望のリリースとなった「スーパーバイブレーションスカートフラット」

スーパーバイブレーションスカートフラット

従来のスーパーバイブレーションスカートは、【ルアーは一定の物理法則の中でしか動かない】という基本原則に基づき、「自ら動くスカート」として発売されました。

詳細はこちら:https://prime.luremaga.jp/contents/4497?fcid=325

このシリーズの最大の特徴は、その「長さ」にあります。

そのままでも良いのですが、カットすることで真価を発揮し、状況に合わせて形状を変えられる「アジャスタブルな夢のスカート」と言えるでしょう。
※前方のシリコンスカートは合計80本なのですが、60本位がベストだと私は考えています。

カットサンプル

現在市販されているスピナーベイトやバズベイトの多くは、なぜかスカートの長さがほぼ均一です。

私にはこの現状に論理的な妥当性があるとは思えません。

ワームであれば、わずかなサイズの違いでバスの反応が劇的に変わることを皆様知っているはずです。

それなのに、スカートの長さだけが釣果に影響しないと考えるのは、いささか不自然ではないでしょうか。

かつては、スカートの長さと反応の相関を客観的に証明する手段が不足していたのかもしれません。

しかし、今はライブスコープがあります。

バスの反応差をリアルタイムで可視化し、即座に製品へフィードバックできる。

この「データの裏付け」こそが現代の強みですね。

フットボールジグとの相性抜群

新登場の「フラット」タイプにおける最大の変化は、その断面形状が「薄く・扁平」であることです。

これにより、極めて弱い水流でもレスポンス良く動く形となっています。

オリジナルのスーパーバイブレーションスカートが最高のパフォーマンスを発揮するには、ある程度の「移動速度」を必要としましたが、フラットは低速域でも艶めかしく動きます。

ノーカット状態での自発的アクションは、間違いなくオリジナルを凌駕していると言っていいでしょう。

スピナーベイトやバズベイトはもちろん、ラバージグとの相性も特筆すべきものがあります。

実はこの「扁平形状」というコンセプト自体は、現在の主流である円柱状ラバーよりも古くから存在します。

100年近く前に誕生した「フラポッパー」などがその好例です。

当時は板状のラバーを短冊状に切り出し、巻いて作られていましたが、天然ゴムゆえの劣化の早さが弱点でした。

現代ではシリコン素材を用いることで、当時のコンセプトを「劣化しない夢の性能」として現代に蘇らせたわけです。

ただし、完璧に見えるフラットスカートにも、弱点は存在します。薄く扁平であるがゆえに、キャスト時にヘッド部分へ絡まりやすいという点です。

実釣テストを繰り返した現状の私の結論としては、「絡まっていてもバイト数は落ちない」というものですが、やはり気にする方も多いでしょう。

その解決策が「二枚重ね」です。

二枚重ね

スピナーベイトの下側に、もう一枚フラットスカートを重ねて装着します。

こうすることで、前側のスカートがガードの役割を果たし、フラットスカートの巻き込みを物理的に防いでくれます。

さらに、ボリュームアップによる視覚的アピールも強烈になります。

シルエットが太くなることをデメリットと捉える場面もあるでしょうが、そこは使い分けです。

ちなみに、チャターベイトへの装着も驚くほど艶めかしい動きを見せるのでお勧めです。

私にとってスカートは「いじってなんぼ」

固定観念を捨て、カットや重ねがけを試すことで、バスフィッシングはさらに面白くなってくるはずです。

ぜひ、フィールドでその威力を体感してください!

ポッパーにも

付け替えるだけで、驚くほど艶めかしく動く

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