さて、今週もバス釣り真相解明をご覧いただきラりがとうございます。
ルアマガプライムのアングラー記事に関しても、昔のように有料記事のひとつとなりましたので、今回から「色々あってSNSにも公開しなかった秘密の釣り方」まで網羅していこうかなと思います!
私が現場で徹底的に検証して得た、バスフィッシングの生態学的分析とブレイクスルーの鍵をロジカルに解明していきましょう。

三島湖
今回は、5月27日〜28日の2日間にわたり敢行した三島湖釣行。
MAX50.5cm、計30本前後釣りあげた私が感じた「リアル」を書いてみます。
では、初夏の気難しくも夢のあるリザーバーの現状を深く分析していきましょう。
フィールド概況:高コンディションの裏に潜む「超選り好み」の罠
現在の三島湖は、20cm前後の数釣りから50cm超のビッグバスまで幅広く狙える、非常にコンディションの良い状態にあります。
しかし、平日にもかかわらず多くのアングラーで賑わっていることもあり、人為的プレッシャーは最高潮!8年前?だったかな?その解禁直後に比べるとルアーへの反応は恐ろしいほどシビアになっています。
これは単にワームを小さくしたから食ってくるというレベルではなく、「バスが望んでいること」をしっかり意識して釣りを行わないとなかなか釣果を伸ばすことができないという意味です。

ギル食い
ストマック調査で分析すると、現在のバスのベイトパターンは大きく2つに分かれています。
・シャローの超小型ベイト・虫パターン:45cmクラスまでのバスが、シャローで小型の虫やベイトフィッシュを捕食。
・完全なる「ギル食い」パターン:50cm前後のビッグバスが、シャローに群れる3〜5cmの小ギルをスクール(集団)で追い回してボイルしている状態。

虫食い
他にもギルネストパターンや、オイカワパターンもあり、バスたちは好き勝手餌を食べている様子。
バスに食い気はあるものの、ルアーセレクトを間違えれば、小バスでさえ口を使わない極めてセレクティブな状況です。
初日は水温22〜23℃で推移。天気は晴れのち曇り。
試行錯誤の末、数釣りにおいて唯一圧倒的な反応を示したのがクリーピーミノー2.7インチのノーシンカー(ワッキー掛け)でした。
これを複数匹掛けにしたり、ウェイトを足したりした途端にバスは意気に白けます。
1匹単体の完全なノーシンカーでなければ反応しないほど、セレクティブな状態です。
4インチ程度のストレートワームノーシンカーやその他ロングワームなども試しましたが、ほぼチェイスのみで寸前で見切られる状況でした。
一方で、小ギルに依存する50cm前後のビッグバスは、通常のワッキー掛けや吊るしには全く興味なし。
この天才たちに唯一口を使わせたのがビッグベイト(私も教えてもらったもので今回は秘密で)でした。
ボイルが起きるのはオーバーハングの枝が入り組んだ最奥。
ワーム系ではアピール不足でショートバイトに終わるため、スキッピングで最奥まで滑り込ませられ、かつ扁平なギル型でリアクションを誘えるビッグベイトを選択。
狙い通り、最奥へ流し込みストップ&ゴーで誘うと強烈なバイトが発生し、50.5cmのビッグバスを仕留めることに成功しました。
特に「だんだん畑」周辺の魚影の濃さは凄まじく、ここで粘り強くやり切るのが正解の一つと言えます。
おそらく、野良ネズミのスキッピングや吊るしでもバイトは得られるとは思います。
ただ、入れるタイミングが重要になると思います。ボイルした瞬間、つまりボイル撃ちならあの天才バスもだますことが可能になるはず。
今回は深追いせず移動してしまいましたが。
なお、この季節のギル系のパターンは朝よりも日中のほうが活性が高まります。

ギル食いバス
2日目は霧雨、晴れ、曇りが交互に訪れる不安定な天気となり、本湖の水温は24℃まで上昇(上流部は約22℃)。
スポーニングベッド(ネスト)も混在し、前日と同じような状態。
この日、明確なポテンシャルを発揮したルアーたちのデータを以下にまとめます。
◆ステルスペッパー 70F(この日のMVP)
・有効な状況・使い方のコツ:カバー際やギルボイル周辺をデッドスローに引く。ロングキャストで平行に通すのがキモ。
・実績・ポテンシャル:開発者としても太鼓判を押せる抜群の安定感!
◆ステルスペッパー 70S
・有効な状況・使い方のコツ:フローティング(F)モデルと使い分けることで、レンジ変化に対応し釣果を伸ばせる。
・実績・ポテンシャル:初日も短時間で好チェイスを記録。
◆ライオットブレード9g
・有効な状況・使い方のコツ:水質がクリーンな最上流エリアでのサイトフィッシング、およびギルネスト系サイトに有効。
・実績・ポテンシャル:通常リグを見切るブリブリの個体から本日最大魚48cmを含む魚をキャッチ。
◆クリーピーミノー 2.7
・有効な状況・使い方のコツ:出会い系サイトや、一歩ズレたスポットでギルを追う40cm前後の個体に対し、お使い釣法でアプローチ。
・実績・ポテンシャル:42cmをキャッチするも、ショートバイトが多く結構難易度が高い。
◆MMGデカ
・有効な状況・使い方のコツ:魚の目の前にノーモーションで落とす「ポチョンスタイル」。
・実績・ポテンシャル:バスが見慣れていないインパクトがリアクションを生む?

MMZデカにて
特にMMZデカは簡単に食ってくるのでオススメです。
SNSには書きませんでしたが・・・多分、見慣れてしまうと一気にスレると思います。
この記事を見ていただいた方の秘密という事で。
今回の釣行では、クリーピーミノーで本気で数釣りに徹すれば3桁(100本)近い釣果も狙えるほどの魚影の濃さを肌で感じました。
しかし、だからこそ「ルアーの死角」も明確に浮き彫りとなっています。
・ギル型ワームの沈黙:ギルパターンだからと投入した大型ギル系ワームは、水がクリアすぎるせいか完全に無視されました。
動かした際の見切りも早い?という懸念点があります。
ただ、一撃必殺の釣りとしては以前効果的でしょう。
・マイクロベイト系の限界:ヴィローラマイクロ系もバイトはむちゃくちゃありますが、とにかくバイトが浅く、フッキングになかなか持ち込めないのが難点です。
何か方法があるかもしれないのですが見つけられませんでした。
・エリアの気難しさ:石井釣舟店さんの対岸にある「広瀬」のフラットエリアには、ギルネストに執着する55cmクラスの超弩級が潜んでいます。
しかしプレッシャーが異常に高く、アンカーを打ってボイルを待つような、精神的「忍耐の釣り」を強いられるため、一日のタイムマネジメントの観点からは諸刃の剣と言えるでしょう。

ライオットブレードにて
2日間の総釣果は初日の50.5cmを筆頭に、合計約30本をキャッチ。
ハードルアーではステルスペッパーのデッドスローや、朝一番のクランキーダーター50Rといったメタルリップ系・シンキングスイッシャー等の定番がやはり圧倒的に安定しています。
ワームより釣れる?気がします。
今回の三島湖釣行で、久しぶりに房総のバスのシビアなサイトフィッシングの感覚を取り戻すことができました~。
★タックルデータ★
ロッド:フェンウィック プロト 65SMLJ
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:フィネスシャングリラ0.6号+LDLフロロ1.5号
ルアー:ステルスペッパー70F
ロッド:フェンウィック プロト 60SULP+J
リール: エアリティST
ライン:リアルデシテックス0.4号+LDLフロロ1.25号
ルアー:クリーピーミノー2.7 V2ヤマメ8号
ロッド:フェンウィック プロト 67CMLP+
リール:SLX BFS
ライン:アブソルートAAA 12lb.
ルアー:ライオットブレード9g MMZデカ
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