釣りのセンスがある人って、どんな人?

釣りのセンスがある人って、どんな人?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

早いもので10月も最終週。ついこの間まで暑い暑いと言っていたのに、朝晩はすっかり冷え込むようになりましたね。

秋が来たと思ったら、もう冬の気配。今年も残り2カ月ちょっとですから、ホントにあっという間ですね(笑)。

さて、今回はこんな質問にお答えしまっす!

【質問】
釣りのセンスがある人って、どんな人ですか?

ああ、なるほど。

川村光大郎、青木大介(以下敬称略)。

以上です(笑)。

いや、具体的に名前を挙げるなら、まずこのふたりですね。

ただ、ここでひとつお話ししておきたいのが、僕の中では「センス」と「才能」ってちょっと違うものなんですよ。

もちろん、辞書を引いて調べたわけじゃないので、あくまで僕なりの解釈ですけどね。

僕が思うセンスというのは、生まれ持ったもの。

たとえば運動神経だったり、歌の上手さだったり。最初から人よりも自然にできてしまうことってあるじゃないですか。

一方で、才能というのは、どちらかというと努力した先に実るもの、輝くものだと思っているんです。

もともとのポテンシャルがあって、それを磨いていくことで表現力が生まれたり、人を魅了するようなものになったり。

もちろん、センスと才能の捉え方は人によって違うと思いますけど、僕の中ではそういう区別なんですよね。

じゃあ、釣りのセンスがある人ってどんな人なのか。

これはもう、所作に出ると思います。

竿を持って、ルアーを投げて、釣りをしているときの何気ない動き。

ほかのスポーツでもそうですけど、最初のワンプレーとかファーストタッチで、「あ、この人は違うな」って感じることがあるじゃないですか。

もちろん、練習して身につけられるものもあります。

でも、教わらなくても最初からポンとできてしまう人がいる。

それがセンスなんだと思うんです。

釣りでいうと、魚に対する鼻の利き方というのかな。

うまく説明できないんですけど、魚に近い人なんですよね。

川村光大郎と青木大介は、まさにそういうタイプだと思います。

もちろん、ふたりともセンスだけで釣りをしているわけじゃありません。

努力も才能も、全部兼ね備えている。

つまりもう、お化けみたいなものですよ(笑)。

でも、一緒に竿を振っていると、やっぱり最初のセンスの部分が違うなって感じるんです。

川村光大郎なんて、寝ても覚めても頭の中で魚のウロコを一枚ずつ数えているんじゃないかってくらい、ブラックバスに対する貪欲さがある。

常にバスを欲しているというか、頭の中がバスでいっぱいなんですよ。

そこから生まれてくる感覚って、やっぱりすごいと思うんです。

一方の青木大介は、常に戦っている。

もう戦闘機みたいな感じですよね。

あの戦う姿勢というか、勝負に対する感覚というのは、生まれ持った戦うセンスなんじゃないかな。

ふたりともタイプは違いますけど、一緒に釣りをすると「これはちょっと違うな」と感じさせられるんです。

じゃあ、そういうセンスがなければ釣りが上手くなれないのか。

そんなことはありません。

ここが大事なところなんですけど、センスでできることと、努力でできることってあるんですよ。

たとえばキャストなんかは、わかりやすいですよね。

最初から感覚的に上手く投げられる人もいれば、練習を重ねて上手くなる人もいる。

そして、キャストという技術に関しては、センスのある人が必ず勝つとは限らない。

努力によって、かなり奥深いところまで到達できるものだと思います。

それと、もうひとつ。

これはちょっと難しい話なんですけど、釣りが上手い人と、釣りが強い人は違うんですよ。

「上手いから強いんじゃないの?」

「強いってことは、結局上手いんでしょ?」

と思う人もいるかもしれません。

でも、僕の中では全然違います。

上手いというのは、技術だったり感覚だったり、その人が持っている釣りの能力の話。

でも、強いというのは、それだけではどうにもならない部分があるんです。

たとえば小森嗣彦さん。

小森さんは、めちゃくちゃ強い人だと思います。

一方で、いつもデカバスを釣っている奥村和正さんは、僕の中では強いというより上手い人なんですよ。

もちろん、どちらが上だとか下だとかいう話じゃありません。

釣りの上手さと、勝負の強さは別のものだということです。

そして、小森さんを見ていて僕がすごく感銘を受けるのが、強さというのは努力で作れるんだなということ。

トーナメントで勝つこともそうですし、トーナメントじゃなくても人に釣り勝つということは、センスだけで決まるものじゃない。

努力を積み重ねた先に生まれてくる強さがあるんですよね。

だから、センスがないからといって諦める必要はないんです。

そもそも、生まれ持ったセンスというのは、欲しいと思って手に入るものじゃありませんから。

僕だって、どれだけ川村光大郎と青木大介をひがみ倒したことか(笑)。

でも、しょうがないんですよ。

持って生まれたものは、どうにもならない。

だったら、自分が持っている才能を努力によってどこまで伸ばせるか。

その先に、自分なりの釣り方だったり、遊び方だったり、勝負の仕方だったりがあると思うんです。

才能の花がどこまで大輪になるかは、人によって違うかもしれません。

でも、努力によってその花を大きくしていくことはできる。

そこに集中したほうが、絶対にいいと思います。

というわけで、質問してくれた方には申し訳ないんですけど、センスについてはもう諦めてください(笑)。

もし生まれ持ったセンスがあるなら、もうとっくに発動していると思うんですよ。

だったら、そこを気にするよりも、自分が努力した先に伸ばせるものを見つけること。

そのほうが、釣りはもっと上手くなるし、もっと面白くなると思います。

というわけで、keep it 現場!!

また来週!

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