フナがワカサギを爆食い!?謎が深まる榛名湖へ!!

フナがワカサギを爆食い!?謎が深まる榛名湖へ!!

さて、今回は久しぶりの榛名湖へ。

春からの状況は色々と聞いていたのですが、今年の榛名湖は春に記録的な大減水となり、湖のサイズが一回り小さくなってウィードの育成にかなり障害が出るレベルでした・・・。

その後、関東特有のまとまった雨で一気に満水へと戻ったのですが、水中は例年とかなり違う様子。

2週間ほど前までは比較的よく釣れていたようですが、ここ榛名湖や西湖といった山上湖クリアレイクの特徴として、「釣れるタイミングと釣れないタイミングの上下動がものすごく激しい」というものがあります。良い日に当たれば連発するものの、タイミングを外すと本当に厳しい・・・。

そして今回の釣行は、まさにその「全然釣れないタイミング」にドンピシャで当たってしまいました・・・。

湖に出てみると、水温が低い!ここ10日ほど関東は天気の悪い日が続き、なんとピーク時の水温から表層水温は一気に10℃近くも急降下してしまったとのこと。

さすがに短期間で10℃落ちるとバスもショック状態で口を使わなくなります。榛名観光ボートさんの話では15艇ほど出船しても「湖全体で1匹釣れれば良い方」という絶望的なタフコンディションでした・・・。

今回は沖をテストできる様々なアイテムや新作ルアーの研究・検証がメインの目的。沖の中層やディープの回遊ルートに対し、アクションやレンジを変えながら色々なテストアイテムを次々と試していきました。

しかし・・・投げても投げても、返ってくるのはバスからの反応ではなく「フナ」!!

ルアーを追尾してチェイスし、果敢にバイトしてくるのは銀色に輝くフナばかり。

現地ではヘラブナと呼ばれていましたが、背中が大きく盛り上がって顔つきが精悍な、ギンブナ系か交雑種のような素晴らしい魚体。

それにしても、バスのテストをしているのにフナばかりがエンドレスで釣れるという、なんとも頭を抱えてしまう展開・・・。

そんな沈黙の榛名湖でしたが、多種多様なテストアイテムをローテーションしていく中で、唯一ブラックバスからのバイトを引き出すことができたリグがありました。

それが今回も「ラバーヘアジグ」です!

ライブスコープで沖の中層にサスペンドしている単体のバスを見つけ、ダイレクトにシューティング。

1/2ozのジグヘッドにスーパーバイブレーションスカートをセットしたラバーヘアジグをフォールで追わせ、水温躍層を使った「ジグスト」で一撃でバイト!

水温急変でニュートラルになり、通常のワームや強い動きには一切反応しなくなっていたバスに対し、特殊スカートが醸し出す「自発的な微波動」とフォールのリアクションが組み合わさることで、強制的に捕食スイッチを入れることができました。

他のルアーには一切口を使わなかったバスが、これにだけは反応する。極限状態だからこそルアーの持つ力の差がはっきりと出た瞬間でした。

さて、バスは貴重な1本のみだったのですが、今回とにかく凄かったのが「フナの猛狂乱」です!なんと計8本ものフナをキャッチすることに・・・。8年ほど榛名湖に通っていますが、こんな経験は初めてです!

なぜこんなにフナがルアーにアタックしてくるのか?
ライブスコープで水中の映像を観察していると、とんでもない光景が映っていました。

なんと、フナが単体や2〜3匹の群れで、中層のワカサギの群れに向かって猛スピードで突っ込んでいるのです!!

完全にフィッシュイーター化してワカサギを捕食(偏食)していました。

今回フナが連発したヒットルアーは、「ダートパニック45&ステルスペッパー70SF-R」この2つ!

まずは「ダートパニック45」!
ワカサギの群れの中でパニックを起こして逃げ惑うダートアクションを入れると、猛烈なスピードで追尾してきてバイト!

そしてもう一つ、一般の方でも一番釣りやすいおすすめのリグが「ステルスペッパー70S / 70SF-Rのキャロライナリグ」です!

ワカサギの群れが映るレンジにキャロライナリグでステルスペッパーを沈め、ボートでゆっくり流すドラッギング。ペラの微小な回転波動がワカサギを追う魚に猛烈に効くようで、流していると気持ちよくロッドが引き込まれます!これは面白い発見でした。

フナは雑食性なので常にルアーで釣れるわけではありませんが、ワカサギに突っ込んでいるタイミングなら立派なターゲットになりますね。

一部「ヘライング」なんてスタイルもありますが、新しいゲームとしての可能性を大いに感じました。

気になる今後のフィールド展望ですが、急激に落ちた水温もようやく底を打ち、少しずつ上がり調子になってきています。水温が安定〜上昇傾向になればバスの活性も再度上向き、再び釣れ出すはずです!

実際、房総半島のリザーバー(高滝湖など)でも、水温回復のタイミングで上流部を中心に釣果が上向き始めているという情報が入っています。

ただし、これから秋がさらに深まってくると、バスは完全に沖のディープへ落ちて狙いどころが難しくなります。イージーに狙える秋の好タイミングはこれからの一時的な期間かと思いますので、釣行を予定されている方は水温の上昇タイミングを見逃さずに狙ってみてください!

結局今回の榛名湖は、バスをキャッチできたのは1本というコンディション。状況を把握しきれなかった面もあり、悔しい釣行となりました。

そんな中、ラバーヘアジグでバスを絞り出し、フナのワカサギパターンという新たな生態の一面も見ることができた、非常に濃密なテスト釣行となりました。

それではまた!

★タックル★
ロッド:フェンウィック TPMX 70CMJ
リール:アルファスエア
ライン:フロロカーボン 14lb.
ルアー:タクジグ1/2oz.+スーパーバイブレーションスカート

ロッド:フェンウィック プロト 67CML-STJ
リール:メタニウムDC
ライン:フロロカーボン 14lb.
ルアー:ステルスペッパー70SF-R キャロ18g