今回は秋の相模湖へ。ルアーテストと、H-1GPX相模湖戦という形で3日間行ってきました。

相模湖といえば、関東のメジャーフィールドとして連日多くのアングラーで賑わうハイプレッシャーレイク。
しかし、今回の相模湖は特別。秋山川は、真冬でもここまで綺麗にならないのではないか?というほどのクリア!水温も15度〜19度と急激に冷え込んでおり、バスの姿が丸見えなのに全くルアーに反応しないという、かなりスリリングな状況からのスタートとなりました。下流に行くにつれ、相模湖特有の濁りが入る形でした。
全体的な印象としては、ワカサギなどの小魚系を積極的に追い回しているというよりは、エビやゴリ、あるいは水生昆虫系を捕食しているバスが多いように感じました。

そんな沈黙の湖で、まず口を使わせたのがメタルジグ。日相園前のディープエリアにて、私が以前開発したコライダー5gをしゃくって33cmをキャッチ!サイズこそ伸びませんでしたが、食べていたのはおそらく川虫などの昆虫系。ディープのメタルによる小さくて速いリアクションの動きとボトムのごみや土煙が効く印象を持ちました。
さて、そんな相模湖ですが・・・今回の釣行のもう一つのテーマが、山岡プロと共同開発しているプロトミノーのテストです!
一風変わった使い方でもよく動くミノーを目指してテストを繰り返しています。現在のプロトモデルの性能に関してはすでに完成に近い仕上がりを見せています。
しかし!ここでルアー開発における最大の壁が立ちはだかります。それは「重心移動とアクションのジレンマ」です。
キャスト性能を上げるために重心移動を入れたい。しかし、重心移動のウェイトを入れると、ルアーアクションの安定感が圧倒的に足りなくなってしまう。また、浮力とルアーサイズのバランスが難しく、理想のアクションはなかなか出ない・・・。
このサイズのミノーで、ただ巻きの理想的な動きと止めた時の震え、重心移動をどう両立させるか?妥協なしの傑作に仕上げていくので期待していてください!

テストを続ける中、シャローのカバー絡みには、極少数ながらビッグバスの姿が見えました。また、ブレイクラインに超ステルスペッパー70SF-Rをキャロライナリグにして落とし込むと・・・なんと良いサイズのバスがバイト!・・・しかし、これは無念のジャンプ一発サヨナラ(泣)。
さらに、ダズリングフラッシャー(マグナムスプーン)の強烈なフラッシングに対しても、冷え切ったバスが一瞬だけ狂ったようにスイッチが入る場面に遭遇しました。
ルアーの持つ「圧倒的な弱さ」か「圧倒的な強さ」。このどちらかにしか反応しない、非常に極端なフィールドコンディションになっていた感覚を受けました。

そして迎えた18日のH-1GPX本番。約120名参加でウエイインしたのが14名・・・。本当に厳しい一日となりました。
激タフの相模湖を制した上位陣の戦略は、「極限のシャロー・カバー撃ち」でした!
2位の選手は、誰も見向きもしない秋山川の超シャロー、サンドバーのカバー最奥に潜むバスに対し、チビーブル3/8を用いた神業のような「スピナベサイト」でバイトを誘発。着水音を一切立てず、バスの目の前寸前でブレードを回して食わせるという、まさに職人芸です。
そして優勝した選手の釣りはさらに衝撃的。大曲手前の崩落カバーの奥深く、水深5mもある枝葉の中にルアー(ジョイントゾーイ)を引っかけ、そこから2m落とした空中で「ひたすら放置」!一切動かさずに焦らし続け、浮上してきたビッグバスがルアーを睨みつけた瞬間に、ほんの少しだけ糸を張って食わせるという異次元のアプローチでした。
また、それ以外にも今回は軽いメタルジグとメタルバイブの釣りが目立った試合となりました。
この時期の急激な冷え込みとクリアアップ。普通の釣りでは太刀打ちできない状況でも、ルアーのレンジとアプローチの精度を極限まで高めれば、釣れる状況でした。釣ってきた方は偶然ではなく、やはり毎回どこでも釣ってくる選手が釣ってきていたのが印象的でした。
私の方はコライダー5gとフルーミー5gを使用し、ほぼ一日、日相前で粘りましたが・・・。今回はバイトもなく終了となりました。また修行します!
★タックル★
ロッド:フェンウィック リンクス LINKS68CM-STJ
リール:アルファスエアTW
ライン:バリバス アブソルートAAA 12lb.
ルアー:ステルスペッパー70SF-R (キャロライナリグ7g)
ロッド:フェンウィック PMX62SLJ
リール:23エアリティST LT2500S-XH-QD
ライン:エックスブレイド ゾーンフィネス0.8 + LDLフロロ 1X
ルアー:コライダー 5g
